「多元的古代」研究会

多元 html-20100208
Feb.08 2010

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  あなたは、2007年3月1日から 人目のお客様です。

 当ホームページは、古田武彦氏の研究・発表内容を,古田武彦氏の許可を得て公表しております。ダウンロード・印刷はご自由になさっていただいて結構ですが、当会に著作権があることをご留意の上、引用・転載などは当会への連絡・引用元の明記をお願いします。



 古田武彦氏の学説について

 1969年[昭和44年] 史学雑誌78-9号に「邪馬壹国」を掲載。(2009年より40年前)
 1971年[昭和46年] [「邪馬台国」はなかった]を発行。(2009年より38年前)
 上記2論文・著作での古田武彦氏の主張。

 以下、友会である「古田史学の会」の下記ページを纏めなおしました。
 古田武彦研究年譜

 (以下のPは、朝日新聞社刊朝日文庫(ふ8-6)[「邪馬台国」はなかった]のページ。)
 「魏志倭人伝」としてさまざまな解釈が行われてきた、3世紀成立の陳寿著「三国志」の古写本・判本全体を研究。

@壹(いち)と臺(たい)
 「三国志」全体で使用された86個の壹と56個(後2例追加)の臺についての検討の結果。
◆従来おこなわれていたような「壹」を「臺」と恣意的に読みかえ解釈・改定できるというような根拠は、字形・使用例の検討の結果、「三国志」文中には存在しなかった。(P31-P56)
◆「三国志」文中では、「臺」は「天子の宮殿及び天子直属の中央官庁」という特殊な意味を持つ。(P75)
 卑弥呼に「親魏倭王」という称号を与え、徹頭徹尾「忠実なる臣下」としてこれを叙述している「三国志」において、「邪馬臺国」などという表記はありえない。(P79)
◆316年に「晋」が滅ぼされて以降、「臺」は周辺の首長の居城を示す一般的な言葉となった。5世紀成立の范曄著「後漢書」以降の史書で、「邪馬臺国」という表記が用いられているのはその反映である。(P59)

A「周朝の短里」の復活としての「魏・西晋朝の短里」
◆「三国志」全体で使用された159個の「里」単位を検討し、「三国志」全体を貫く一里は75m〜90mであることを論証。(P256)
◆「郡より女王国に至る、万二千余里」は、「対海国」・「一大国」両島を各半周すると考えると、部分の合計が全行程となる。(P254)
◆「三国志」の「東」・「西」・「南」・「北」の出現回数を数えた結果、「東」859個に対し「南」576個だった。しかも、「南」576個の内容をしらべても、内藤湖南のいうような、「東のことを相兼ねて南とする」のを「常例」とした形跡は存在しない。(P157)

B「里程」からも、「方向」からも、「邪馬壹国」(いわゆる「邪馬台国」)大和説は成立できず、「邪馬壹国」は博多湾を前にした平野部とその周辺丘陵部の一帯だったと考えられる。(P268)

 古田武彦氏は、その後も「失われた九州王朝」・「盗まれた神話」を始め画期的な研究結果を続々と発表しています。

 古田武彦氏の著作の目次なども「古田史学の会」の下記ページにあります。
 古田武彦著作索引




古賀達也氏講演会開催

 古賀達也氏は「古田史学の会」の事務局長として活躍されており、二倍年暦や九州年号など九州王朝説に関する斬新な研究を展開されております。多数のご参加をおまちしております。

日時:  2月27日(土) 13時30分〜 (13時開場)
会場: 文京区民センター 
演題: 「太宰府と難波宮 ― 九州王朝史復元の研究」
講演会終了後、古賀達也氏を囲んでの懇談会を開催します。
   
参加費: 講演会 1,000円。
  懇談会 1,000円。
   




 古田先生は、"日本の生きた歴史と寛政原本"という題で、イデオロギーに基づく原文書き換えが歴史の解明に及ぼしてきた弊害について講演なさいました。また、イデオロギーなしに原文を解釈することで得られた数々の成果を報告なさいました。

古田先生の講演の様子
2009年 9月19日エデュカス東京にて
この行あるいは上の写真をクリックしていただくと、古田先生の講演の様子がご覧いただけます。
なお、転送容量を減らすため画素数360X240の.wmvファイルとしています。




 古田先生は、2009年10月 3日 東北大学文学部で行われた 日本思想史研究会10月例会 で

「近世出土の金石文(銘版)と日本歴史の骨格」

 という題名で 「小野毛人の墓誌」と「船王後墓誌」について報告され、従来の(特に明治以降の)通説に対して根源的な「疑問」を提示しました。

「近世出土の金石文(銘版)と日本歴史の骨格」の報告内容はこちらを御覧下さい。




 和田家史料を公開。

『東日流[内・外]三郡誌』などの和田家史料(和田家文書)を、このホームページでも公開します。
オンブック社版はモノクロ写真・DVDは画素数720X480のDVD画質であるのに対し、このホームページではパソコン画面に合わせた画素数1280X960のカラー高画質にて公開していきます。
先月からの、DVD作成時の元資料からの『秋田孝季はじめ関係筆写者の筆跡対比史料』と『東日流内三郡誌 安倍小太郎康季』に加え、『和田長作筆写 東日流外三郡誌 第三百六十巻』のうち『丑寅日本国譜−1』を公開させていただきます。
『和田長作筆写 東日流外三郡誌 第三百六十巻』は、『秋田孝季はじめ関係筆写者の筆跡対比史料』にある、『和田喜八郎筆写 東日流外三郡誌 第参百六十巻』とは内容が異なっています。
各ページを開いたあと、ファイル名あるいはその上の小さい写真をクリックしていただくと、内容が拡大表示されます。
各史料の呼び名は、分類のために撮影者が勝手に付けたものです。
なお、将来の史料散逸などを防ぐため、カメラ撮影と高精細スキャナによる和田家史料のデータ化作業を順次進めております。
公開内容は不定期に更新していく予定です。

和田家史料『秋田孝季はじめ関係筆写者の筆跡対比史料』はこちらを御覧下さい。

和田家史料『東日流内三郡誌 安倍小太郎康季』はこちらを御覧下さい。
秋田孝季筆写で、応永三十(1423)年から嘉吉二(1442)年にかけての安倍小太郎康季の戦いを描いています。

和田家史料『和田長作筆写 東日流外三郡誌 第三百六十巻』のうち『丑寅日本国譜−1』はこちらを御覧下さい。
和田長作筆写で、蘇我蝦夷保有だった天皇記・国記を入手しようとする者たちが、その墓を暴く様子を描いています。





南インドの古代史蹟探訪

言語学者の大野晋氏は「日本の弥生文明は南インドの古代タミル文明から伝来した」と説いています。言語学的研究から出発して、考古学の遺構や遺物を比較研究し、さらに民間伝承を調べて、「弥生文明と南インド」と云う研究書を上梓されました。詳しくは多元92号掲載の下山昌孝氏による「古代タミル文化と弥生文明」をご参照下さい。南インドの巨石文化はBC11世紀からAD2世紀頃まで続いた文化で、タミル人を含むドラヴィダ民族が築いた文化です。巨大な石を用いてドルメン(支石墓)、メンヒル(立石)、ストーン・サークル(環状列石)や積石塚などの埋葬施設を作った文化です。巨石の下には、甕棺、陶棺、板石を組合わせた石棺や石槨墓などが設置され、黒縁赤色土器、金製品・青銅器・鉄器などが副葬されていました。弥生時代の北九州に特有な墓制として支石墓・甕棺などがありますが、南インドの巨石文化の墓制とよく似ています。水田稲作を始めとして、青銅器や鉄器、ガラス製品、織物の技術(石製・土製紡錘車や織機など)なども南インドから伝来した可能性が高いと、大野先生は指摘しています。今回の旅では、南インドのタミルナード州に巨石文化の遺跡を訪ね、あわせて世界遺産に登録されている古代インドの宗教施設などを巡礼する予定です。

○日程: 2010年 2月15日(月) 〜21日(日) (5泊7日)
 2月15日(月) 8時30分 成田空港第2ターミナル 集合。 10時30分 マレーシア航空にて 出発。 
○主要訪問地:  @タルミナード州立博物館、チェンナイ大学博物館、インド国立海洋技術研究所。
A海岸寺院、パンチャ・ラタ、岸壁彫刻遺跡群、サーヌール遺跡など 
Bボンディーシェリー博物館、アリカメードウ遺跡、プリハディーシュワラ寺院など 
Cタミル大学付属博物館、シッタンナヴァーシャル遺跡など 
Dセント・ジョージ砦要塞博物館、サン・トメ聖堂、カバーレシュワラ寺院など 
○実施要領:  @参加費 : 226,000円 (個室使用は27,000円up)。
A定員  : 25名 
B参加申込・・ファックス・本会宛Eメール等にて、幹事に連絡ください。




 古田武彦氏は、「新しい歴史教科書」を纏めなおす作業の手始めとして、昨年の大学セミナーで2編の文章を発表なさいました。

「新しい歴史教科書」の内容はこちらを御覧下さい。




『なかった ─ 真実の歴史学』第6号が発行されました。

第6号は、特集1:「究極の史料批判」 特集2:「倭人伝と九州王朝の未来」です。


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第6号は、全冊DVD付きです。古田先生による実験・講演の様子を収録しているほか、東日流[内・外]三郡誌の寛政原本の写真も収録しています。
下記、オンブック社版が出版されて以降に、新たに見つかった史料も追加収録しています。
(この行あるいは上のレーベル面の写真をクリックしていただくと、拡大したレーベル面の写真がご覧いただけます。)    

『なかった ─ 真実の歴史学』第6号の出版社による内容案内はこちらのページ



『奪われた国歌「君が代」-古代史を新視点から読みなおす』(情報センター出版局)が出版されました。  「君が代」成立過程を通して、「九州王朝」に迫りました。

『奪われた国歌「君が代」』の出版社による内容案内はこちらのページ



東日流[内・外]三郡誌の寛政原本の各ページを撮影した写真版を中心にした、『東日流[内・外]三郡誌』(オンブック)が出版されました。  鑑定に使用した電子顕微鏡写真や各時代の筆写者の筆跡の対比史料も掲載されています。

『東日流[内・外]三郡誌』の目次はこちらのページ

『東日流[内・外]三郡誌』の出版社による内容案内はこちらのページ



古田武彦氏の研究などを世界に発信するための英文インターネット雑誌「Phoenix」が創刊され、インターネット上での公開が開始されました。
pdfファイルで公開されていて、自由にご覧いただけます。

発行元 : The International Human Observation Society (IHOS)

創刊号の内容はこちらを御覧下さい。



古田武彦氏の著作の入手について,通信販売会社の"アマゾン"と"日本の古本屋ネット"に出品されている本を紹介させていただきます。なお,こちらのネットに出品されていなくても,さらに他の古本屋さんのネットに出品されている場合もあります。

出品されている本のリストはこちらを御覧下さい。 古田武彦氏の著作の入手について





     
 2月の催事御案内
     
◆   南インドの古代史蹟探訪   2月15日(月) 〜21日(日) 
 詳細上記 
     
◆   古賀達也氏講演会    2月27日(土) 
 詳細上記 
     
 3月の催事御案内
     
◆   発表と懇談の会    3月13日(土) 13:00〜 
 16:00〜 「懇談・懇親の会」開催
会場: 文京区民センター 
     
   @南インド史跡探訪報告   下山 昌孝 氏
   Aタミル語伝来説について   和田 昌美 氏
   B非時香菓は橘ではない   森 節季 氏
     
◆   万葉集と漢文を読む会   3月28日(日) 13:15〜 
会場: 文京区民センター 
     



機関紙多元の創刊号から1995年2月3日号(No.5)を、pdfファイルにて公開します。 「多元的古代」研究会発足当時からの記録を,会員全体で共有して行きたいと思います。ご覧下さい。

公開内容はこちらのページ




機関紙多元2010年 1月号(No.95)の主な内容
   
 2010年の新春を迎えて   安藤 哲朗 
   
 被差別部落の本質   古田 武彦 
   
 多論些論   
 大極はなかった   斉藤 里喜代 
   
 例会発表報告   
 謎の枕詞「敷島」の意味を探る   角田 彰男 
   
 万葉集における「味酒」訓について   宮永 等 
   
 高麗神社紀行   清水 淹 
   
 第六回古代史セミナー(前半)   宮崎 宇史 
   
 山陰の弥生遺跡を見て(前半)   下山 昌孝 
   
 アナトリア紀行(その二)   和田 昌美 
   
 ネットワーク情報    
 倭人伝の原文検索HP   藤田 隆一 
   
 史書随想    
 生口の値段   安藤 哲朗 
   
 読む    
 佐々木たゑ子   久慈 力 著 「法隆寺ミステリーの封印を解く」 
 金井 勇吾    兼川 晋 著 「百済の王統と日本の古代」 
   
 事務局便り   
   
 多元カレンダー
   

2003年 1月号(No.53) 〜 2009年11月号(No.94) の主な内容はこちらのページ



友会へのリンク

Tokyo 古田会 -古田武彦と古代史を研究する会-
古田史学の会・京都 -新・古代学の扉-
古田史学の会・東海
The International Human Observation Society (IHOS)
財団法人 大学セミナー・ハウス

 本会は「古田武彦氏の提唱された,歴史を多元的に観る考え方に賛同し,それを継承発展させる事を理念として,日本の古代の真実の姿を研究する会」です。このような研究姿勢に賛同する方々の入会を歓迎します。本会では隔月に機関紙を発行し,また中間月には葉書通信をお届けしています。会員による自主的な研究会を毎月開催すると同時に,外部講師を招いての講演会,史跡調査旅行などを実施しています。
 入会ご希望の方は,氏名・住所・電話番号を明記の上,入会金(1,000円)及び年会費(4,000円)を下記宛に,郵便振替にてお振込み下さい。
*(郵便振替)多元的古代研究会 (口座番号)00170・9・768777

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