東日流外三郡誌 第三百六十巻
大正五年和田家蔵書(長作)

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P001

P002  注言一句 
P002(内容) 他見無用 門外不出 世視 科 寛政二年 秋田孝季 

P003  丑寅日本國譜 一 
P003(内容) 吾が國 倭の東方 渡島 千島 流鬼島 倭境 坂東 安倍川 地境 越 糸魚川 
P004(内容) 東西 北位 丑寅日本國 倭皇 祖古神 神話作説 神代 皇位の権 歴史 
P005(内容) 信仰 喩譬 神々 親縁 洗脳 従卒 皇孫 賜縁 天皇氏 
P006(内容) 諸國 大王 従卒 史書 古事記 日本書紀 神話 語部 大野安侶 稗田阿礼 諸國 
P007(内容) 筑紫 神話 神代 皇祖 修成 國史 民心 宣布 諸國 倭神 建立 東征 役目 
P008(内容) 誅伐 國賊 天皇 勅 作為 権謀術数 祖来 信仰 不動心 丑寅日本國 
P009(内容) 倭神 天地水 哲理 諸國民族神話 集併 皇化 丑寅日本 民 神 人祖 天 
P010(内容) 宇宙 満天 星 日輪 空風雷雲雨雪寒暖 イシカ 人祖 有縁 カムイ 大地 生々 満物 天然自然 哲理 
P011(内容) 人祖 神 水 萬物 創生 天地水 イシカ 地 ホノリ 水 ガコ 
P012(内容) 萬物 種 創生 一種 人間 蘇生 丑寅日本國 民 信仰 荒覇吐神 
P013(内容) 迷信 信仰 神 宇宙 陸海 一切 森羅萬象 大王 死 
P014(内容) 子孫 久遠 コプト 金字塔 砂と砕け 消滅 倭史 天皇記 
P015(内容) 國記 明記 固持 蘇我 蝦夷 甘樫丘 討死 史実 
P016(内容) 墓 石 玄室 崩壊 石舞台 蘇我氏 天皇記 國記 
P017(内容) 三河 荒覇吐神社 秘蔵 春日氏 物部氏 巨勢氏 大伴氏 葛城氏 和(わ)に氏 越 大王 耶摩堆(やまたい)氏 
P018(内容) 天皇氏 代々 譲位 皇証 上記 大要 神 神祖 一行 天皇 萬世 一系 譲位 
P019(内容) 神武天皇 皇継 天皇一世 越 出雲 大王 互継 譲位 即位 明細史 古事記 日本書紀 偽伝 明白 

P020  丑寅日本國譜 二 
P020(内容) 丑寅日本國 史 蝦夷 タリル族 語部録 他語 ユーカラ 
P021(内容) 語部録 口伝 実相 物語 作説 丑寅の國 蝦夷 
P022(内容) 化外 重税 多賀城 乱政 兵 前九年の役 制圧 奥羽 倭政 
P023(内容) 奥羽 化外 平安皇宮 鬼門 
P024(内容) 坂東 平将門 誅 天慶の乱 前九年の役 朝廷 丑寅の國 蝦夷 意識 征討 
P025(内容) 議決 和議 挙兵の陣 不意 朝廷 戦法 反忠 反乱 画策 前九年の役 敗 
P026(内容) 丑寅日本國 大王 日本将軍 敗 天下の泰平 安倍討伐 反忠 官軍 清原氏 後三年の役 誅 朝廷 
P027(内容) 画策 前九年の役 朝議 奸計 源氏 戦講 平泉討伐 安倍氏 東日流 姓 安東 
P028(内容) 厨川大夫 貞任 高星丸 一族再興 北海 大王 威勢 海に覇 安東水軍 誕生 山靼 交易 益 支那 
P029(内容) 揚州(楊州)湊 往来 益 十三湊 唐船 来舶 商易 北海の幸 安東一族 諸國 
P030(内容) 東日流 支那 貨銭 通用 山靼 銀 流通 渡島 地民 衣食住 

P031  丑寅日本國譜 三 
P031(内容) 歴史 根本 宇宙 人 神の創れし 想定 神話 荒唐 信じべからざる多し 
P032(内容) 古代 宇宙 創り 一書 遺 ルガルカオス 古書 時 何物 
P033(内容) 漂ふ 暗黒 重 果 闇 カオス 宇宙 創まらざる 渦 濃縮 大暗黒
P034(内容) 光熱 起爆 無辺の暗 誘爆 焼却 冷却 焼跡 塵 塵日 湯 
P035(内容) 阿曹祇 数 星の誕生 宇宙 創り 光熱 岩塵 塵雲 ルガルカオス 
P036(内容) 古書 丑寅日本 山靼 歴史 創め 筆記 シュメール ギリシヤ 宇宙 
P037(内容) 運行 哲理 地界 日輪星 星 光熱 離 適当 水 保 生命 誕生 萬物生 
P038(内容) 生命 消滅 進化 成長 子孫 絶 人間 智能 消滅 害 今尚 続 
P039(内容) 草木 生命 菌苔虫鳥魚貝獣 満天 星 死 爆粉塵 宇宙 暗 天喜 世 
P040(内容) 世の史家 山靼 彼方 日輪 運行 赤道 黄道 歴 年 

P041  丑寅日本國譜 四 
P041(内容) 丑寅日本國 北境 國外 侵敵 護 密 クリルタイ 盟約 不可侵 商道 信 元軍 攻め 
P042(内容) 元軍 流鬼國 上陸 クリルタイ 盟約 大量 兵糧 凶年 飢え 寺社 フビライハン マルコポーロ 像 遺 実証 
P043(内容) 倭 國難 幕府 衰退 凶事 何事 武威 相違 安東一族 護り 民族 争 商易 
P044(内容) 対交 相違 戦 権政 掌握 憎恨 遺 睦 遠 論
P045(内容) 争 戦 起因 安東一族 本旨 波濤 萬里 世界 航道 安東船 一族安泰 益得 盟約 國 
P046(内容) 流鬼國 ナニオ湊 黒竜江水戸口 チタ 大河航路渡島 マツオマナイ湊 ワニ湊 ウラジオ湊 海航 十三湊 支那 楊州(揚州) 國 安東船 
P047(内容)  國の外 智識 十三湊 興國の大津波 廃湊 南部守行 侵領 東日流 安東氏 渡島 
P048(内容)  秋田 新天地 東日流 放棄 渡島 十二館 桧山土崎 館 能代湊 土崎湊 松前湊 七重浜湊 
P049(内容)  東日流 旧臣 百姓 放棄 荒茫 南部氏 糠部 

P050  丑寅日本國譜 五 
P050(内容) 吾が國 歴史 他見無用 門外不出 安倍一族 永代 秘蔵 秘宝 護持 
P051(内容) 蟻の一穴 平泉 藤原氏 陸奥の財 湯水 消費 祖来 戒 禁 
P052(内容) 秘宝 復興 一族 何処 移り転ずる 貧 窮 更坐 安全 慾 おごり 限り 
P053(内容) 浪楽一時 正常 民 反忠 兵 睦 戦 逐電 國 護り難し 安倍一族 人の上に人を造らず 
P054(内容) 人の下に人を造らず 一族相互の交り 不断の心条 山靼 異土 暮し 農作便り 牛馬 放牧 益 凶作 窮 
P055(内容) 一族共存 調和 地産 金銀銅 凶兆 安倍氏 祖来 訓令 窮時 
P056(内容) 安倍一族 祖来 加賀 犀川 三輪氏 創 耶摩堆(やまたい)氏 安倍 丑寅日本國 東日流 安東氏 秋田 
P057(内容) 秋田氏 丑寅日本 倭國 明治廿年 和田末吉 

P058  安東治領史 
P058(内容) 安倍氏 東日流 一族安泰 地領 振興 無窮 北領 幸 渡島 千島 
P059(内容) 流鬼國 地産 山靼 交易 異土 鉱山 採鉱 大産 安東一族 渡島 富 
P060(内容) 渡島 マツオマナイ ウツケン オサマンベ トマコマイ エサシ シコタン イシカリ 海辺 邑造り 先住 民 親睦 地 開拓 地産 
P061(内容) 安東船 山靼 一族 商易 物交 衣物 馬 鞍 弓 矢(せん) ボルツ瓦茶 馬乳酒 金銀銅 製作 地民 地産 
P062(内容) 積荷 毛皮 鷲羽 干鱈 干鰊 塩鮭 昆布 干山菜 着湊 一日 空船 彼の地 積荷 安東船 船体 六艘 安東水軍 
P063(内容) 安東一族 海 道 要因 筑紫 安倍宗任 一書 むらごみ水軍 和寇 松浦水軍 
P064(内容) 海賊行為 十三湊 来舶 安東船 鉄砲 
P065(内容) 揚州(楊州)渡来 武威 一撃 和寇船 沈没 憂 宗任 松浦水軍 安東水軍 何事 
P066(内容) 通航 唐船 十三湊 航海 唐人 ヤンク 東日流桧 造船 
P067(内容) 安東船 商易 倭湊間屋 益 十三 砂山 米 弁歳衆 古歌 

P068  続丑寅日本國譜 一 
P068(内容) 満天 星 日輪 照光 消ゆと想ふ 現象 夜 怖る 邪道 死を怖れ 心 不老長寿 願ふ 然なり 
P069(内容) 凡そ 道理 久遠に遺るを願い 自己を大事 人を下敷 邪道 求道 表飾 神に仏に求道せる 
P070(内容) 偽善の者 常 満天 星 宇宙 生死 時の流れ 駐む 生生は流転 流る々水 世にある人 同じく 
P071(内容) 見えて同じからず 世は移りける 迸走る水 顕れ消ゆる うたかたの 世は無常 続く 久遠 いつの日にか 了る日の至る 必如 
P072(内容) 人生少かにして 命運 人に依り 無常は至る 神を求め 信仰に求めて 安心立命 迷信に堕ち易く 人師論師 散財 
P073(内容) 救はるゝなし 無常 苦諦 荒覇吐神 信仰 森羅萬象 神の声 天なすべて地なるすべて 天地 
P074(内容) 往来 水の一切 神 哲理 究むる 信仰 迷信 真如実相にもるゝ 天然自然 人智 畏れ 語部録 
P075(内容) 次の如く <意趣図> 意趣 説く テングリ 

P076  続丑寅日本國譜 二 
P076(内容) 吾が丑寅日本國 荒覇吐神 信仰 一統 國 信仰 ヌササン 六本掘建 高楼神殿 階三段 
P077(内容) 上 天なるイシカ 中 地なるホノリ 下 水なるガコカムイ 祀りぬ 神 天 天下りし流星石山湲 木の石となれる 魚貝の石となれる ヌササン 
P078(内容) 安置 六体 イナウを立て 上中下階 神坐 祀りき 神殿の四方 カムイノミ 神火 焚き 老若男女 フツタレチユイ 即興 唄を歌ふ音頭に合せて踊る 是れ 
P079(内容) エカシ 弓の舞 オテナ 生贄 神に使者とて捧ぐ 空飛ぶ夜のふくろう 昼の鷲 陸走る熊と狐 水住むる 魚+鬼(イトウ) 鮭 ヌササン 祭り カムイノミ 焼き煙り 天上なる神の界 
P080(内容) 諸々 祈願をこめて 使者 祭祀 七日七夜 日夜の祈願 是の如き 古代なる祭り 荒覇吐神を併合して 贄を禁じ 然るに 渡島 従来 
P081(内容) 祭祀 絶やさざる 安日彦王 長髄彦王 三輪山信仰 殺生 神事 禁ぜし 東日流 習はしめたり 曰ふ 神格 人格神 然なり 
P082(内容) 倭國 カンナガラ ワケミタマ ウブシナ 神の要 神々の世界 高天原 アマツ神 曰ふ 地にある神 クニツ神 天なる神 地なる神 ユニワイナホ アマテラス神 スサノオ ツキヨミ 
P083(内容) 天孫 オノコロ島 神勅 降臨 神勅 豊葦原千五百秋の瑞穂の國は是おれ吾が子孫の王たるべき地なり宜しく爾皇孫就きて治せ行矣宝祚の隆えまさむこ当に天壌と 
P084(内容) 窮り無かるべし 神勅を奉じて 高天原 筑紫の高千穂山なる峰に降臨せり 神話 倭國 天界 伊弉諾及び伊弉冉の神 
P085(内容) 天の浮橋に立って 下界 わだつみ 天之ヌボコ かきまわしあげ 雫に依りて オノコロ島ができたる 荒唐無稽 信じべきに非らざるなり 
P086(内容) 倭の大王 皇孫 萬世一系 あきれたる 夢幻夢想 造られし 天地水の神 冒涜せし行為 哲理 実証なき 神話 天皇の祖 人格神 
P087(内容) いつの代にか 崩滅 無能なる説 荒覇吐神に信仰  神を神格神に造らず 神とは天地水にある生を萬物満天の宇宙 みなゝながら 神と奉神し給ふ 哲理に叶ふ信仰とせり 

P088  続丑寅日本國譜 三 
P088(内容) 倭史 古文書 古事記 日本書紀 神代 根本 官任 語部 大野安麻呂 稗田阿礼に依りて 諸国 
P089(内容) 民の神話 併せし 天 流星天雪が降りても 人格神の降る 荒唐無稽 あるべきなき神代たり 然に 当代 是を信じる多きは 深層 垢難き 
P090(内容) 人の心 鳥の卵を生まれしときに 初めに見たる者を親と想ひてなつくが如く 迷信と言ひども 神なる信仰 人師論師 左右 心して 正邪を究め 
P091(内容) 神 人格神 神 森羅萬象 信仰 感原せる 人智 盡せざる 神格 神 姿の無ける 依て 神 祀る 山や嶋 
P092(内容) 聖地求めて 古代人 人踏まずの地 一手 一度 参詣 登山 海渡りの神事 荒覇吐神 倭神 雲泥の相違 迷信是無く 実相 哲理 信仰 
P093(内容) 東日流 存在 イタコ ゴミソ オシラ 神事 占 山 テングリ 伝わり 此の国 民 自から 神と崇むる 満天の宇宙 萬物生々の陸と海 心して 迷信に惑う勿れ 

P094  続丑寅日本國譜 四 
P094(内容) 倭 天皇 曰す 系図 尋ぬる 天御中主神 高皇産霊神 神皇産霊神 可美葦牙産舅尊 天常立尊 天神七代 伊弉諾命 伊弉冉命 大綿津見神 
P095(内容) 玉依姫命 鵜葦草葦不合命 天皇 是の如く 天皇 臣 賀茂氏 三輪氏 物部氏 尾張氏 津守氏 大伴氏 忌部氏 中臣氏 倭神道の神々 系 
P096(内容) 神道に奉る 行事 高天原天神七代 地神五代 神々 鎮座 神社 祭り 神憑り 禊祓い 神道の作法 何れ 人格神 成る 神 諸國 八百萬 
P097(内容) 神 当つる 然る 何れ 皇祖神 皇化 今尚 皇化 こうむらざる 神 是れぞ 荒覇吐神 三礼四拍一礼 神詣礼 代を継ぎて 荒覇吐社 
P098(内容) 丑寅日本國 倭 筑紫の國 弘布 今 倭神 入れて 神 門神 門客神 更には 客天明神 神殿 外 祀られ 排斥 亦 取潰せり 
P099(内容) 然る 尾張 坂東 奥州 未だ 大古 社 遺りぬ 依て 荒覇吐神 安日彦大王 長髓彦大王 古代神 久遠 不滅 知る 慶應元年 松野法印  

P100  古代文字譜 一 
P100(内容) ヒフミヨイムナヤ コトモチロラネシ キルユイツワヌソ ヲタハクメカウオ エニサリミテノマ スアセエホレケ 
P101(内容) 右文字訳上宮太子 人含道善命報名親兒倫元因心顕錬忍若主豊位臣私盗勿男田畠子女既虫績織家尭栄理宣照法守近悪攻絶欲我冊 

P101  古代文字譜 二 
P102(内容) ヒフミヨイムナヤコト モチロラネシキルユイ ツワヌソヲタハクメカ ウオエニサリヘテノマ スアセエホレケ 
P102(内容) 日文 東日流語部文字  異なり 

P103  古代文字譜 三 
P103(内容) 東日流語部文字  テングリ 神憑り 寛政二年 帯川又十郎 

P104  神司祭文之事  
P104(内容) 仰ぎ請ひ願わくば吾らが全能の神に曰ふさく アラハバキイシカホノリガコカムイ ヌササンカムイノミ コタンチセ イオマンテ 
P105(内容) 神身ぞ知る吾等が命運さちあれ 衣食住 エカシ オテナ 
P106(内容) 祭文 現代 古代 アラハバキイシカホノリガコカムイ 寛政五年 飯積孤立住人 長三郎 

P107  石塔山近郷遺跡  
P107(内容) 外浜耶靡臺城 大浜 三内 ヌササン チヤシ跡 宇 後潟 振る宮 摺鉢 
P108(内容) 入内乃石神 安潟 カムイ ウトウ ワダツミ ヌササン 大浜 コタン跡 石円 イシカカムイ アラハバキ神社 文政五年安潟住 沼田善五郎 

P109  神行事之事  
P109(内容) ヌササンに供ふ  二種 御饌 幣物 生饌 熟饌 神酒 水 塩 餅 魚介 山菜 海草 果実 奉納 神社境内 
P110(内容) 神事 神域不入 神聖地 神職 寛政二年 和田壱岐 

P111  神話夜話之事  
P111(内容) 紅毛人國 古代ギリシア ホメロス トロヤ オデセイ イリヤス 
P112(内容) オデセイヤ 支那 西王母の神話 シユメール ギルガメシユ 叙事詩 コプトの神話 古代コプトの神話 ノアの箱船の傳説 洪水傳説 
P113(内容) 土版 楔型文字 倭国の神話 吾が丑寅  
P114(内容) 語部録 明治三十三年 和田末吉  

P115  奥州怪奇談  
P115(内容) 陸州須川 三つ石神社 鬼の手型 石の手型  傳説 
P116(内容) 閉伊 ツヅキ石 笠石 剣石 秋田 龍石神 宇曽利 東日流 大鰐 石塔中山 西浜 カブト岩 千畳敷 
P117(内容) 怪奇 物語 鬼 岩窟 傳説 石神 出羽 陸奥 渡島 寛政五年 木田貞布 

P118  荒覇吐神要典  
P118(内容) 諸人 ヌササン 神の救い 御手 
P119(内容) 神相 荒覇吐神 東日流 中山 石塔 唄 祭礼 石塔中山 
P120(内容) 参詣 年行事 祭文 アラハバキ イシカホノリ ガコカムイ 
P121(内容) ヌササン 三礼 四拍 一礼 祭礼日 九月十九日 十八日前 夜祭 カムイノミ ゴミソ 
P122(内容) イタコ 霊媒 オシラ 参詣 諸人 吉凶 悪障 禊祓ふ 神火 焚きて 火相 神の相 
P123(内容) 石塔山 本祭 御神体 宇宙 天下り 流星 木の石 魚貝の石 神司 神詞 イシカ 
P124(内容) ホノリ 荒覇吐神 相神 造悪 罪穢 
P125(内容) イタコ ゴミソ オシラ テングリ 明治廿年 和田長三郎 

P126  奥州神道史伝  
P126(内容)  奥州 神道 多神 信仰 創り 渟足柵 磐舟柵 出羽 陸州 北征 倭朝 
P127(内容)   越 玉造り 東日流の民 柵養 越の民 難波宮 参道 冠二階 授賜 條 糸魚川 緑石 閉伊 
P128(内容)   琥珀玉 献上 催促 玉造り 管玉 円玉 勾玉 連珠 即答 二百余人 柵養の地民 津刈の民 冠位 
P129(内容)   冠位 丑寅日本國 大王 何事 越の国司 安倍比羅夫 北征の勅 百八十艘 軍船 北進 秋田 渟代 五王 恩荷 
P130(内容)   アラハバキ族 民族併合せし 五王 有澗武 屈く 吹浦 軍舟 ハタ 海浜 幾群 渟代 海戦 秋田 地湧き 黒油 
P131(内容)   大箭 比羅夫 軍船 八方 射られ 百艘余 焼沈せり 流石の 比羅夫 敵はず 東日流 有澗浜 遁れたり 溺者 三百人 
P132(内容)   有澗武 渡島 マツオマナイ 安倍船団 向撃 比羅夫 帯剣 海に落し 和睦の降に伏せり 海上 讀振 船軍 矢を弓壺に納めたり 
P133(内容)   有澗浜 和睦乃宴 秋田土崎 侵して 奪ひ 倭軍 ハヨクベ 鎧 差し出さし 和睦の條 東日流 
P134(内容)   秋田 マツオマナイ 主将 北征 兵糧を分かつ 認得さしめ 秋田 思荷 東日流 有澗武 宇曽利 青蒜 秋田 沙尼男那 男鹿 思荷 土崎 宇婆佐 渡島 讀振 比羅夫 
P135(内容)   残船八十一艘 船室 空 面目潰れ 和睦 越 比羅夫 恥を報はしめん 軍船 強固 二百艘 外浜攻たる 
P136(内容)   逆茂木 ダバ 漂はしめ 軍船 舵 不自在 突懐 再度び 降伏 エカシ オテナ 後方 相議し 
P137(内容)   陸路 比羅夫 全軍 討たず 殺さず 倭史 北征 史談 笑止千萬 寛政二年 由利権七郎 

P138  元慶之乱記 
P138(内容)   安倍比羅夫 来襲 秋田 東日流 渡島 海防 日和見山 海望 陸路 倭軍の攻め 元慶乃乱 
P139(内容)   細々 抄記 倭軍 遠江 駿河 甲斐 信濃 常陸 上野 越前 越中 越後 軍勢 大兵 秋田 官軍 将 良岑 近 城を焼かれ 
P140(内容)   刑死 出羽 柵戸 焼討 官軍 相模 上総 上野 武蔵 下野 挙兵 奇襲 夜襲 敵将 藤原保則  
P141(内容)   降伏 保則 官軍 兵糧其他 地民 東日流 出陣 寛政二年 秋田孝季 

P142  坂上田村麻呂之事 
P142(内容)   征夷大将軍 坂上田村麻呂 奥州 地民 安倍日本将軍 討伐行 奥州に入りて 
P143(内容)   地民乃睦ましき生々 乱す 本意に非ず 倭 僧侶 諸職人を寄せて 地民 仏法を弘布 反く 
P144(内容)   武具を身にせず 倭傳 私傳 多賀城 居住 防人達 農耕 租税を易く 然るに 都よりの 奥州 征討の由 矢継ぐ 
P145(内容)   催促 奥州 日和 皇化 政速 常答 地民 田村麻呂 敬ひて 今尚 寺社 祀り 寛政五年 野呂玄馬 

P146  浄法寺懐古 
P146(内容)   時雨山 安日川 浄法寺 建立 安倍一族 菩提寺 神社 アラハバキ神 巌手山 五葉山 早池峰山 姫神山 祀り 安日山 東日流 
P147(内容)   浄法寺 建立 安倍一族 菩提寺 神社 アラハバキ神 巌手山 五葉山 早池峰山 姫神山 祀り 安日山 東日流 
P148(内容)   中山 石塔山 祈願処 聖域 頼良 仏道 三宝 帰依 五仏の本願 私考 本願経 納めたり 
P149(内容)   此の寺 本山 下閉伊 西法寺 東日流 大光院 秋田 弘法寺 建立 寛政二年 秋田孝季 

P150  安倍氏騎衆 
P150(内容)   安倍一族 東日流 吹浦 アルタイ モンゴル ナアダム 若者 遣して 騎馬百法を習得 
P151(内容)   血統 良き駒 名馬を産し 一族 騎馬軍 威勢 金鉱 山師 帰化 
P152(内容)   陸州三州 黄金鉱 益 山靼 名馬 金 馬柵戸 馬 
P153(内容)   放飼 馬柵戸 産地 改良馬 八幡駒 三春駒 東西 奥州駒 敵はざり 寛政二年 秋田孝季 

P154  歴史は地底に眠る 
P154(内容)   奥州 歴史 大古 地底 東日流 糠部 古き 地底より出づる 
P155(内容)   浜近く 山近く 地位 川乃流る処 素焼なる器 石具 古代人 井を掘らず 
P156(内容)   流水を汲みて 神を祀る 方位地位 聖地 深山幽渓 大王を葬る 
P157(内容)   東日流 東西 秘処の多き國 日本将軍 墓処 一族の掟たる故 
P158(内容)   土葬 千年 過ぐり 骨 土 消ゆる 古来 安倍一族 菩提寺 安倍安東 
P159(内容)   墓処 不詳 天然自然 モンゴル 寛政二年 秋田孝季 

P160  安東氏十三氏之事 
P160(内容)   十三湊 安倍氏季 子息 藤崎 安東高垣 息女 養女 婿養子 平泉 藤原秀栄 
P161(内容)   季栄 安倍 十三左エ門 十三湊 利権 藤崎 分配 藤崎方 
P162(内容)   季栄 平泉 山王境内 十三宗寺 長谷寺 阿吽寺 隆興寺 三井寺 禅林寺 壇臨寺 春品寺 湊 商易問屋  
P163(内容)   重税 城邸 強健 福島城 羽黒館 鏡館 唐川城墳館 支城 出城 青山城 璃瑠館 小泊館 藤崎方  
P164(内容)   出城 小泊館 藤崎 力制 季栄 長子 秀久 家督 隠居 早逝 秀基 相続 
P165(内容)   秀基 旧東通 十三湊 商税 分税 両者 泰年 秀基子息 家督 孫父 十三湊税 
P166(内容)   武威 安東貞季 秀直 藤崎城 萩の台 本陣 得宗 
P167(内容)   曽我氏 藤崎城 萩台 秀直の背後を突いたり 前に敵攻 捕はれ 渡島流 一生 寛政二年 秋田孝季 

P168  越王男大迹大王之事 
P168(内容)   耶靡堆彦乃系 男大迹王 大伴金村 物部麁鹿 推挙 天皇氏 説得 然る 歳既に 五十八歳 
P169(内容)   正気の砂太 金村 推挙を諦めず 河内の樟葉 朝権の輩 嫁されたり 安倍真姫を妃 三河荒覇吐神社   
P170(内容)   神司の息女 男大迹王 耶靡堆 山背 綴喜 富 七十八歳 玉穂 宮を遷し 天皇氏を継ぎ 継体天皇 即位  
P171(内容)   皇后 阿毎氏 由来ある家族 皇后 天皇氏の系 荒覇吐系 血脈 相混じ 三河各処 荒覇吐神社 建立 寛政二年 秋田孝季 

P172  荒覇吐族之事 
P172(内容)   安日彦王 長髄彦王 東日流に落つ 荒覇吐族 民を併せたり 荒覇吐神 信仰者 東日流に創まれたる  
P173(内容)   安日彦王 長髄彦王 慕ふ 新しき大王 荒覇吐族 坂東 畿内 天皇氏 空位 倭 西征 
P174(内容)   史実 倭史には非ざる 荒覇吐族 猛き討手 敵ふ 四散 大王 大根子彦 孝元天皇 皇統 
P175(内容)   大王 荒覇吐系 倭王 大根子彦 別人 歴史 
P176(内容)   実を以て旨 遺り作説 戒め置く 寛政五年 秋田孝季 

P177  夏冬祭文事 
P177(内容)   古代人 マタイオマンテ 夏乃祭り 冬の祭事 サクイオマンテ 一年を四季に 春夏秋冬 期旬 山海の幸 祭り 
P178(内容)   古代 ユーカラ 語部録 岩壁文字 刻遺して 暦 後末代 歴史 
P179(内容)   実相 抵訂 エカシ コタン 邑 邑人 一族を束ねたり エカシ オテナ 
P180(内容)   諸事 議に謀りて決す 國に侵敵 戦陣 指揮を執る 大王 長老の引導に画を企てり 漁に沖出の船を造る 山と木を伐する エカシの評 海に漁なせる 
P181(内容)   丑寅日本國 大王 子息 愚凡 長老に議あり 継続を断たる 大王 智 武 決断 一族 安住 護る勇 位を退ぞかし 
P182(内容)   コタンエカシの議決に統帥 住分地 東西南北 副王四人を補し 神なる信仰 一族の結び固く國能く 
P183(内容)   東日流 東浜道 西海道 山辺道 横道 畿道 東海 西海 山住の民 物交を以て往来 
P184(内容)   信仰 人の往来 荷駄道 河をも道 海 アラハバキ神 殺意を心し勿れ 
P185(内容)   殺戮する勿れ アラハバキ神 大要 殺生 罪 再び世に生を甦える 罰を受く 言語一句 敵を造る勿れ 常に戒め 
P186(内容)   人と生れ人と乃睦み 自慾 自放自棄 人と諍い 神 祖訓 心得 人を貶め 自己満足 障る 
P187(内容)   手段 殺生 二度び世に生を甦えす 道 寛政五年六月 秋田孝季 

P188  オテナエカシ之事 
P188(内容)   古代人の信仰 アラハバキイシカホノリガコカムイ 神 安心立命 求道 天なる一切 萬天の宇宙の運行 空風雨雪 稲妻 雷音 
P189(内容)   イシカ 山里 小島 草木 大地の一切 ホノリ 水の一切 泉 川 湖 海 生々萬物の体 水 
P190(内容)   ガコ アラハバキ神 神 天地水 人の相とは異なる神格 紅毛國 西洋 白人 人を神格とせる風是ありぬ 
P191(内容)   人をして神とてなるる 倭人 丑寅乃日本人 萬能なる神 相ぞなく 天地水そのもの 
P192(内容)   エカシ 春夏秋冬 三股 神木 ヌササン イナウ 建て 神の祭壇 神を奉請 カムイノミを焚き イオマンテを神司 オテナ 三年に一度行ずる 
P193(内容)   イオマンテを挙行 ヌササン 六本柱 高楼 堀建 三階 上階 イシカ 中階 ホノリ 下階 ガコカムイ 寛政二年 秋田孝季 

P194  武具之義  
P194(内容)   焼石 爆烈 火薬 安東一族 支那 伝授 洞窟 蝙蝠 下土 加工 粉炭 火山 硫黄 火薬 
P195(内容)   モンゴル 鉄筒 大砲 投げ弾 世界に攻め 制覇 火薬 
P196(内容)   自爆の怖れ 蠣崎蔵人 安東水軍 船護 海戦 備ありて憂いなく 東日流 源氏 武具 
P197(内容)   國を護る 敵 武具 敵侵 弓箭 射程 爆裂弾 大筒 威力 寛政二年 秋田孝季 

P198  海征無敵之事  
P198(内容)   安東水軍 日和 海図を学び 天文を学ぶる 潮路 世界に往来せり 北海 津馬 アラスカに渡り イヌイト 東海波涛千里 メリケン 
P199(内容)   インデイアン國 西海 山靼 南海 唐 天竺 海航 吾が國 日本 國号 倭國より古き 古代 モンゴル民 流離分布 
P200(内容)   黄肌民 白人 黒人 ラマ ランデン 支那人 龍骨土 モンゴル ブリヤート 人祖 
P201(内容)   我が國 人祖 山靼 ブリヤート 信仰 然 イシカカムイホノリカムイガコカムイ 天地水 哲理 渡来 アラハバキ神 シュメール ブルハン神 
P202(内容)   モンゴル カオス神 ギリシヤ アメンラー神 コプト アブラハム神 エスライル 西王母神 支那 シバ神 天竺 信仰 相混合 アラハバキイシカホノリガコカムイ 
P203(内容)   宗要 信仰 丑寅日本國 倭 大古 國造り 寛政二年 秋田孝季 

P204  古世襲評  
P204(内容)   推古天皇三十年 橘大女郎 著述 天寿國繍帳 法隆寺金堂 薬師如来銘 大王天皇 持統天皇三年 飛鳥浄三原律令 八年 
P205(内容)   大王 天皇 支那 呼称 天帝 地皇 天武天皇 倭 日本國 
P206(内容)   天皇記 國記 大宝辛丑年 韓國広陀利 祐筆 立会う 平郡氏 蘇我氏 萬城氏 大伴氏 春日氏 ワニ氏 天皇氏 巨勢氏 八氏 寄書 
P207(内容)   古代公書 古事記 日本書紀 抹消 神武天皇 始馭天下之天皇 神代の一切 崇神天皇 御肇國天皇 せ行一切 史行 
P208(内容)   支那 引書 古代 倭 東西南北 大王 皇化 民族 東夷 西戎 南蛮 北狄 日向 築紫 吉備 出雲 越 東日流 渡島 
P209(内容)   倭 古代 大王統治 健全 東日流 大古 稲作 大王オテナ 長老エカシ 國 寛政二年 秋田孝季 

P210  急鼠猫を噛む之事  
P210(内容)   歴史の事も異なりて 公史 抹消 伝説 朝幕 記録 
P211(内容)   著者を捕ひて入牢 断罪 処刑 神代 実在 萬に十 千に三つ 丑寅日本史 
P212(内容)   倭史 物語 丑寅日本 征夷 記述 元慶の乱 前九年の役 平泉の乱 真相 安東水軍 藩政 旧家に遺る  
P213(内容)   文献遺物 奪取 抹消 寺社 取潰し 遺跡 邑 廃邑 制圧の憂 語部録 ユーカラ 急鼠猫を噛む 
P214(内容)   流鬼國 ニブヒ族 先住の民 キムンカムイ 山の神 渡島 ホノリカムイ 千島 カムイツヤッカ アラスカ イヌイット族 極北 ユカギール族 オキクルミカムイ シンタ 
P215(内容)   ヌササン 降臨 支那 杜佑 通典 最北極 夜叉國 先住民 コリヤーク族 エカシ 孟蜂 治安 寛政二年 秋田孝季 

P216  越王之事  
P216(内容)   越之國 伊弥頭國 古代人 東日流 移住せし民 タンネ族 オテナ 西王母 信仰 高志女王 
P217(内容)   奴奈河比賣 女王 玉造り 奴奈河 糸魚川 朝日王 息女 
P218(内容)   君が老ゆらく 出雲王大國主 御穂須須美 女王の位 妹 黒姫 双子 白山比賣 加賀 三輪氏 嫁 
P219(内容)   東日流 テングリ 黒姫 ヌササン 石列にせず 大木を掘立てて ヌササン テングリヌササン 寛政五年 秋田孝季 

P220  奥州古事抄 
P220(内容)   元史 至元二年 文永元年 元王 フビライハン令 骨鬼 討伐 ウゲデ族 モンゴル グウエ 樺太 流鬼國
P221(内容)   吉里迷 ギリヤーク 里子 ウイルタ オロッコ 乱 仲介 抗争 鎮め 倭国 元寇 
P222(内容)   文永十一年 弘安四年 大風によりて敗退 文永之役 弘安の役 神風 流鬼國 
P223(内容)   至元廿壱年より廿参年に渡りて 再討伐 使者 東日流十三湊 安東氏 ギリミ イリユメ 安東水軍 出陣 日本國領 クリルタイ乃盟約 
P224(内容)   テムジン 辰筆 安堵 國 越境 兵糧 三十萬貫 安東船 奥州の凶作 無事 
P225(内容)   天恵 揚州知事 マルコポーロ ズビライハン 銀の謝意 像 寺社 凶作 豊年萬作 各処 寛政五年 秋田孝季 

P226  丑寅日本國抄  
P226(内容)   大古 倭 日本国 大王を異にし 國を異にせる二國たり 東海の安倍川 地溝せる川上 西に糸魚川を西海に出づる 背合せ乃長湲山脈 
P227(内容)   東西二國の境 東北 奥州 東 坂東 越州三郡 丑寅日本國 本州を海峡 
P228(内容)   渡島 千島 流鬼國 國領 北方 民族の種 海に幸 山里に幸多き國 冬 寒冷相加はりて 雪 
P229(内容)   狩猟 漁労 冬 何処も幸あり 飢ゆなき 丑寅日本國 民族 争ふ 流通 民は睦み 笛を吹きて踊り 
P230(内容)   侵敵 ハヨクベニモ 軍律 タブーを犯す 寒地へ流罪 古代 山靼 往来 航海 太古 倭史 東北 
P231(内容)   古事記 日本書紀 まつろわざる蝦夷 古代 丑寅日本國 倭國 歴史 時襲 倭史 
P232(内容)   人祖 黒龍江 樺太 宗谷海峡 渡島 東日流海峡 丑寅日本國 人跡 十五萬年 三十萬年 
P233(内容)   東日流語録 ユーカラ 聖書 洞窟 岩窟 語部文字刻跡 稲作 太古 倭 
P234(内容)   糠部 イジョ沼跡 遺跡 外浜 三内 奥内 東日流 三輪郷 稲架 遺跡 上磯 カムイ丘 石神 下磯 秋田 火内 鹿角 閉伊 陸前 
P235(内容)   神を祀りき ヌササン オテナ乃ハララヤ跡 高楼 石神殿 寛政五年 秋田孝季 

P236  北辰風土記 一  
P236(内容)   宇曽利半島 東日流半島 外浜 大浜 入内山内奥内 古代名地 中山 聖地 石塔山 巨石 ヌササン 
P237(内容)   神域 天と地と水乃神 鎮坐 アラハバキ神社 太古 大王 即位 安日彦大王 長髄彦大王 立石 神域は土 不踏聖地 入山 禁足 
P238(内容)   此の山に入りては 神なる意識 心覚むる 天然自然みながら 神の魂魄 聖なる深山の神鎮む処 高き峯 天上界 天降る神々 
P239(内容)   霊自から 心隠れ 潜む 神格 天と地 わだつみ 往来する 雲の流れ 霞霧の精神 霊感 雲 くれないに染むる 朝日と夕日 深夜の闇 空にまたたく 満天の星 
P240(内容)   草木の葉 露 月の満欠 古代人 大自然 春夏秋冬 神を観念 神秘 地 湯泉山渓 清水 薬 木草 毒 衣食 
P241(内容)   森羅萬象神の宿る処 常住せる処 古代人 聖地 石塔山 荒覇吐神社 木立 神護石塔 今 
P242(内容)   信仰 中山 荒覇吐神 古歌 石塔山 信者を救へきたりぬ 
P243(内容)   古代人 朝日 夕日 満月 高天の星 北極星 宇宙の芯 毎年九月十九日 大祭 寛政二年 和田壱岐 

P244  北辰風土記 二  
P244(内容)   東日流語録 此の国 小野 草木祭り 水郷平野 東日流中山  
P245(内容)   昼 日輪 夜 月と星 荒覇吐神 天然自然 古代人  
P246(内容)   東日流 往来川 岩木山 岩木川  
P247(内容)   登山 信仰 八甲田山 陸羽 北海 東海 西海  

P248  北辰風土記 三  
P248(内容)   前九年の役 厨川 落冊 日本将軍 北辰の覇 出雲氏 皇化  
P249(内容)   安倍一族 東日流 鷹 安東 高星丸 貞任 落着 三歳 高畑越中 
P250(内容)   成人 藤崎 十三湊 異土 通商 一族 築紫 松浦 貞任 舎弟 宗任 船大工 
P251(内容)   安東船 進水 異土 商益 安東水軍 西海 覇 山靼 アルタイ 
P252(内容)   トルコ ギリシヤ エスライル コプト シユメール 天竺 支那 海路 交換物 都人 争奪 高価 売却 安東船 北方往来 チタ 登り船 砂漠 
P253(内容)   駱駝商隊 紅毛人 帰船 黒龍江 流鬼 商易 十三湊 京船 諸国問屋 

P254  北辰風土記 四  
P254(内容)   春雨 秋田路 安東氏 檜山 土崎湊 湊乃風情 東日流 諸国の船 
P255(内容)   十三湊 渡島 マツオマナイ 往古 良湊 興國の大津波 
P256(内容)   安東氏 東日流 放棄 湊浅く 代る 湊 渡島 松前 秋田 能代 土崎 
P257(内容)   安東氏 東日流 檜山 土崎 本家 宗家 安東義季 上乃國華澤城 養子 

P258  北辰風土記 五  
P258(内容)   渡島 十二館 江刺 松前 恵山 諸国 海産物商 獨益 北海の幸 京師 
P259(内容)   道離 安東氏 十二館 諸国 密入船 要城 南部氏 一族 渡島 安東氏追討 
P260(内容)   海峡 軍船 安東氏 安東水軍 航海の岐 十三港 
P261(内容)   南部氏 東日流 南朝落乃 北畠氏 南朝義政 放棄 戦國の世 

P262  北辰風土記 六  
P262(内容)   東日流 南北乃朝 京師 馳せ参陣 安東氏一族 古来の結束 上磯 北朝方 下磯 南朝 遠征 
P263(内容)   南朝方 北畠顕家 三河 皆滅 敗戦 四散 大納言顕家 討死 敗北 拍車 遠征 東日流  
P264(内容)   北朝 姓 安東氏 安藤氏 墓標 南朝年号 北朝年号 北畠顕成 行丘 桜庭  
P265(内容)   北条氏 得宗領 行丘 掌握 藤崎安東氏 旧領 北畠氏 治司 藤原 萬里小路氏 落着 飯積 十三湊 地領  

P266  北辰風土記 七  
P266(内容)   倭人 荒覇吐神 化外民 神 邪道 人心 土着神 抹殺 あらはばき神 
P267(内容)   客大明神 門客神 出雲大社 坂東 氷川神社 多賀城 倭人 神 悪評 
P268(内容)   地民 信仰 抹殺 多賀城 灰塵 焼討ち 必如 諸国 古代 
P269(内容)   信仰 氏神 朝幕 

P270  北辰風土記 八  
P270(内容)   武蔵の國 アラハバキ乃神 
P271(内容)   古老 大要 天 地 水 衣 食 家 護る 神 渡来 北辰 
P272(内容)   民族一統 全能神 太田道灌 江戸城 坂東 荒覇吐神社 丑寅日本国 領域 
P273(内容)   坂東 富士山 安倍川 糸魚川 寛政五年 秋田孝季 

P274  北上川慕情  
P274(内容)   奥州 日高見川 安倍一族 安倍氏 日本将軍   
P275(内容)   安日彦大王 長髄彦大王 日本国王 安倍氏 日本将軍 君臨 北辰   
P276(内容)   邪靡堆王 安日彦王 津保毛族 阿蘇部族   
P277(内容)   倭国 東日流 渡島 流鬼 千島 日本中央   
P278(内容)   北上川   
P279   
P280(内容)   寛政二年 和田長三郎 

P281   
P282  大正五年 和田家蔵書